脱サラしてフリーランスへ。〜 24歳独身女のセキララ告白〜
脱サラして約1年がたちました。
記憶がどんどん薄れていくので、いまのうちに書き留めておこうと思います。
人は本当に辛いことはなかったことにしようとするんだなと改めて実感しました。
主の属性についてあらかじめお伝えしておきます。
名前:器用貧乏少女あずき
年齢:24歳
地方出身、大学卒業後上京し、都内で一人暮らし。
職業:経営コンサル会社の営業マン
趣味:音楽とPC
営業として会社に入った理由には訳がありました。
もともと人と話したり、一緒に何かをするのが苦手なタイプで、
なんでもかんでも一人で完結させたい性格でした。
小学、中学といじめにあい、高校では人間不信に。大学でも人間関係やらで不登校になる時期もありました。
だから、人間関係がうまくいかないのは、自分に問題があるからだ。
他の人よりもコミュニケーションや距離感がはかれない性格が原因だと思い、
常に「それらを克服しなければいけない」という劣等感を持ち続けていました。
補わなければ、克服しなければというのが基準になり、常に自分の欠点をうめるために人生の選択をしていました。
(これについて深く触れたいところですが、話がそれるので、幼少期の育った環境と劣等感という記事をご覧ください。)
手っ取り早く、営業をすれば話が上手くなるだろう。
嫌なことを先にやっておいた方が耐性ができて、自分のためになるだろうと思い、
コンサルの営業会社に就職を決意しました。
おきまりの新人研修はホテルに缶詰状態にさせられ、髪の毛一本でもおでこにかかってると注意をされる。
服装もスーツをびしっときこなす。などなど、幸先が不安になる研修でした。ものすごく体育会系。
配属が決まった後も、毎日名刺集めキャンペーン。
何をしているのかどこに向かえばいいのか全く訳の分からなくなる毎日でした。
10万円越えのセミナーを売る業務。デジタルにうとすぎる会社。ビジネスモデルが謎。
会社の5年後10年後がどうなるかもわからないのに、商品にどんな価値があるのかもわからないまま、
ひたすら電話をかけてアポをとって伺う。
営業はこれが仕事なのはわかっているのですが、アポの件数を管理され、アポの件数に対しての上司からのフィードバック。
毎日数字とにらめっこ。何が楽しくてみんな仕事してるのかなと思うようになりました。
そのことを先輩に相談するも….営業先に行くふりしてカフェに行ってる先輩がいたり、
社内にいると余計な仕事振ってくるから外に出た方がいいよ。という先輩がいたりで….
みんななんのために働いているんだろう。綺麗事いってるけど、結局生きるためなんだろうな….と思うようになりました。
尊敬する人もいなければ、憧れの人もいなければ、ただただ時間通りに毎日会社にいって帰ってくるという状態が続きました。
コミュニケーションの克服という観点では、結構会話の引き出しが増え、
営業先で会うお客さんとお話をするのは楽しかったのですが、それと仕事をとることは違うなと。
自社商品について納得感が得られない状態で私は人に勧めることができない性格だとはっきりしてからは、
いつ退職してもいいように副業の準備に専念するようになりました。
次回へつづく。