一重太鼓、二重太鼓の結び方【忘備録】
こんばんはあずきです。
あずきは、実は仕事柄、着物をきるのですが、
最近やっとなんとなく着方がわかってきて、25~30分くらいできられるようになりました。
ただ、着る着物や帯がかわると+10分になったりします。
いつも同じ着物を着続ける訳にもいかないので、
早く着れるようにまとめていきたと思います。
主要な帯の種類
・名古屋帯
・袋帯
・京袋帯
・博多帯
ざざっとこの4つがよく聞くかなと言う感じです。
そして、やっぱりダントツで名古屋帯を使ってる人が多いイメージです。
名古屋帯は、素材が柔らかく、柄も控えめなものが多いので普段使いにぴったりのイメージです。ただ、リサイクル着物やさんにいくと、やっぱりみんな名古屋帯をお買い求めのようなので値段が若干高いイメージです。
袋帯は、素材が硬く、帯をまくのに結構体力がいります。
ただ、柄が豪華なものが多いので、私は結構好きです。ちなみに使わなくなった帯はバックにしたり、布みたいにつかえちゃったりするので、便利です。
リサイクルきもの屋さんにいくと、売れ残ってるケースが多いです。
京袋帯は名古屋帯とたしか同じような長さで、柄が総柄(全面に柄があって、最後お太鼓の柄の位置をあんまりきにしなくていいもの?)のものが多いような気がします。
京袋帯も比較的結びやすいのですが、なんかあまり言葉として馴染んでません。
というかやっぱり名古屋帯っていうワードが強すぎます。
博多帯については、ちょっと取り扱ったことがないのでわからんのです...
後日わかったら追記しますね。
お太鼓結びの種類
お太鼓は「一重太鼓」と「二重太鼓」の2種類あります。
帯の長さが長いものは「二重」にできますが、短いものはできません。
私自身、ささっと着物をきるときは「一重太鼓」
ちゃんとした、フォーマルのときは「二重太鼓」のようなイメージをもっています。
ただ、フォーマルの時は着物自体の仕様(どんな素材でどういう模様が入っているのか)とか、帯締めの形(平らなのか丸いのか、金糸が入ってるかどうか)の方が重要です。
一重太鼓の結び方
①一重太鼓はいつも通り2周帯をまいて、帯板をいれて、
背中の真ん中下で着物クリップをつかって止めます。
②「て」は前から引き出して、後ろの方に持っていき、
斜めにおって、左側にまいて置いておきます(これは自分の前で着物クリップでとめましょう)
きものクリップは実店舗で買うと1個800円とかしますが、ネットで買うとやすいです。
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ここまできたら、枕受けをつけます。
帯枕を支えてくれるアイテムです。
↓これは一番リーズナブルなもの。
ただ、ちょっと扱いづらいです。
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私が実際につかっているのはこれ↓
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ボタンでとめられるので、本当楽、これさえとめてしまえば帯が崩れることも防いでくれるし、最高です。
③背中にある帯で形を作っていきます。
まずは帯の一番下のライン(たれ先)を決めます。
だいたい自分のかかとくらいがちょうどいいです。
なので、かかとくらいに下の長さを合わせた状態で、付け根のところを三角におり倒して、腰紐で仮止めします。
④仮止めしたら、帯枕をいれて、前で紐を結びます。
※このときに帯揚げは帯枕にあらかじめつけておき、輪ゴムでとめておくと便利です。
ちなみにわたしはお太鼓の上のラインがまっすぐになるように、長い帯枕をつかってます。絶対に長い方がいいです。安おと思って短いの買うよりも、最初から300円くらい上乗せしてこっち買っちゃってください。絶対あって損はないです。いいきれます。↓
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⑤こんどは腰紐をもう一本つかって、お太鼓の下のラインをきめていきます。
ラインをきめたらたれ先を整えて、ここだ!という位置で結びます。仮止めです。
⑥お太鼓の中を整え、前にきものクリップでとめてある「て」をお太鼓の中に折り返して入れて、帯締めをします。
これで一重太鼓の完成です。
二重太鼓の結び方
②までは一重太鼓と同じになります。
③から変わってきます。
③まずはたれ先のラインを先にきめ、腰紐をつかって仮止めします。
④帯の付け根部分を三角におり、もう一本の腰紐で仮止めします。
⑤二枚重なっている部分をしっかり揃えて、二枚重なった帯の一番下に帯枕をいれ、枕受けめがけてポンッと背負います。帯枕の紐を結びます。
⑥二重になっているお太鼓部分を内側に織り込んで、前に着物クリップでとめてある「て」をお太鼓の中に織り込んで、帯締めをして完成です。
結局は何回もこなすことが大事です!
わたしも、定期的にきて、おおよそ30回くらい着たあたりから、自分のペースでコツを掴んで素早くきれるようになってきました。
まだまだ遅いですが、もっと綺麗にはやくきれるように頑張りたいと思います。